タマ子の日記

走ることが好きになり、色々と挑戦し続ける人の練習日誌+α

サロマ湖レポ④

いよいよ、ラストです。

ワッカ原生花園が、こんなに長いなんて…

想像つかなかった。

ここからははっきりと覚えています。

坂を登り、ワッカへ。

雨風は激しく、体力が消耗する中、前を走るランナーを見つめながら、走ります。せっかくの景色も見れません。

しかし、スピードは落ち、歩いている人もいて、自分も歩いていました。

寒さで、なにも考えられません。全身びしょ濡れで、カッパなどを着ている人を見て、うらやましく思えてきます。

あの時、ちゃんとゴミ袋カッパを持てば良かった…後悔ばかり頭をよぎります。

そんな中、私と同じように、軽装した方が走るのを見て、寒いのは自分だけじゃないんだ。

なんでもいいから進むしかない!

そして何より、自由に練習させてくれ、応援している家族に感謝しなくては…ちゃんと結果を残したい。

本当に気持ちだけで進んでいました。


ま、動きを止めるとよけいに寒くなるというのもありましたが。


あとは、だいたい同じくらいで走ったり歩いたりする女性ランナーがいて、励みになりました。

私より更に軽装なのに、歩きと走りを上手く使いながら、88キロ過ぎくらいにはいなくなってしまいました。


シートに包まれながら、待つランナーを見ながら、100キロは本当に厳しんだな。自分は甘かったなぁと反省をしつつ、でも、諦めたくなかった。

序盤で具合悪くなり、人に助けられ、なんとかここまでたどり着いた。もう、完走しか見えませんでした。

そして果てしなく長く感じたワッカの折り返し…(本当、どこまで行くのか、先が見えず不安でした)

ラップは8分から9分かかってました。

折り返しの橋も強風で…


だけど、あと10キロくらい。


寒くて寒くて、辛くなったとき、一筋の光が…


エイドで、ゴミ袋をくれたのです‼

しっかり準備しなかった自分が悪いのに、ボランティアのお兄ちゃんがくれました。


本当に人の優しさに感謝です。皆さんのおかげで走れています!


優しくて温かいゴミ袋カッパのおかげで、みるみる体力が回復し始めました。

エイドのバナナも食べれました。

少しずつだけど、スピードも上がり、歩くことがなくなりました。

途中で知り合いに会い、『何も言えないけど、お互いがんばろう。』と声を掛け合います。

辛いとき、人の応援は元気になることを実感しました。

そしてとうとう、出口へ。

残り3キロくらいから、スピードが上がりました。

残り1キロはフルマラソン並みのラストスパートに…


目の前には、ワッカで見た女性ランナーが。だいぶ遅れていましたが、なんとラストで抜かしました!


そして、ゴール‼


長くて短かった100キロが終わりました。

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